フレスコウォッシャブルのコンセプト

フレスコが創業した当時、ふとんは「洗えない」「洗ってはいけない」が常識でした。
さらにふとんには「洗わないで」という表示がされています。
これをふとんは「洗える」「洗わなければならない」に変えようとフレスコは設立されました。
そして、ふとんにも「洗える」という表示を付けたい。そのためには寝具のウォッシャブル化が欠かせない。
フレスコは創業の時から寝具のウォッシャブル化を目指しているのです。

ふとん丸洗いの品質を高めるために様々な技術開発をしてきましたが、「洗うこと」を前提に製造されたふとんが普及すれば、ふとん丸洗いの品質はさらに高まります。弊社で開発した病院寝具用ウォッシャブルふとん「f-care」は、耐洗濯回数100回を超えます。ただ洗えている、ぼろぼろになっているけど使えるという状態ではありません。風合いを維持し、ワタ切れ、ワタ寄れのない状態を長期間維持することができます。
これは、洗うことを前提に素材選定から縫製仕様まで作りこまれていることと、ふとんを傷めないフレスコのふとん丸洗い技術との融合により、飛躍的にウォッシャブル性能が向上したためです。

平成１１年、フレスコウォッシングシステム研究会のメンバーを中心に『ウォッシャブルふとん品質基準』を策定しました。洗濯テストをクリアしたふとんには「フレスコウォッシャブルふとんシステムネーム」が縫い付けられます。フレスコウォッシングシステムの洗浄プログラム番号が表示されており、工場はその番号に合わせて決められた洗浄システムで洗うと、どの工場でも高い品質で事故なく洗浄することができる仕組みです。

この仕組みが寝具業界、クリーニング業界に普及すれば、ふとんは「洗えない」「洗ってはいけない」「洗わないで」という常識が、ふとんは「洗える」「洗わなければならない」「洗って使って」という常識に転換し、誰もが安全で快適に眠れる世の中の実現に近づきます。

フレスコウォッシングシステムの技術はオープンにされていて、誰でも専用機械、専用洗剤を購入することができます。ご興味のある方はぜひフレスコまでお問合せください。